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資源・エネルギー 急成長! 水素・電池・アンモニア

水素4 エンジニアリング・重工 プラントは有望市場 CO2回収設備に各社注力=宗敦司

日揮ホールディングスのグリーン水素由来のアンモニア実証プラント(同社提供)
日揮ホールディングスのグリーン水素由来のアンモニア実証プラント(同社提供)

 世界的に脱炭素の流れが加速する中、エンジニアリング・重工の主要市場である石油・ガス産業や、電力業界向けの需要は今後、大幅な伸びが期待できない。一方、水素・アンモニアのサプライチェーン全般、すなわち生産から貯蔵・運搬、利用に至るまでの設備需要は有力市場となりうる。

千代田化工の貯蔵技術

 専業大手エンジニアリング会社は水素・アンモニアのサプライチェーンの確立に取り組んでいる。

 千代田化工建設は、水素をトルエンと合成して液体のメチルシクロヘキサン(MCH)に転換し、貯蔵・運搬する技術「有機ケミカルハイドライド法」の技術開発を進めている。利用時にメチルシクロヘキサンから水素を効率的に取り出せる自社開発の触媒を用いるのが特徴で、「SPERA(スペラ)水素」の商標を登録した。

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