テクノロジー急成長! 水素・電池・アンモニア

水素5 商社・エネルギー企業 製造・輸送から販売まで 新規事業を世界で展開=種市房子

    拡大はこちら

     水素銘柄の代表格といえばエネルギー専門商社・岩谷産業だ。国内で主に化学品製造時の副産物や化石燃料を原料として水素を製造。全国に3カ所の液化水素製造プラント、11カ所の圧縮水素製造プラント、38カ所の水素ステーションを有する。水素ステーションは15カ所を建設・計画中だ。

     ただ、水素の大量消費時代を迎える今後は、原料である天然ガスなどの化石燃料や再生可能エネルギーコストが低い国・地域で水素を製造し、輸入するサプライチェーン構築が必要になる。有力な供給者と見込まれるのが総合商社やエネルギー企業だ。

     電源開発(Jパワー)、丸紅、住友商事などが参画するコンソーシアムでは、豪州で、水分や不純物が多い石炭「褐炭」由来の水素を製造し、日本に運搬する実証実験を行っている。製造プラントを手掛けたのは電源開発だ。電源開発は、石炭火力発電所を運営している。質の悪さから火力発電には適さない褐炭の利活用を検討する中で、水素製造の構想が浮上した。

    残り646文字(全文1067文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    9月21日・28日合併号

    変わる!マンション管理14 管理を評価する新制度 来春開始で資産価値左右 ■中園 敦二/和田 肇17 “廃虚”マンション 滋賀県野洲市が公費解体も7割未回収 ■編集部19 インタビュー 岡本潮 マンション管理業協会理事長 東急コミュニティー特別顧問 「ランクで火災保険料に差が付くようにしたい」20 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事