国際・政治注目の特集

WTO新事務局長 初のアフリカ出身・女性 医療物資の障壁排除へ=浅野貴昭

まずは、医療物資対策で加盟国間の信頼を醸成 (Bloomberg)
まずは、医療物資対策で加盟国間の信頼を醸成 (Bloomberg)

 世界貿易機関(WTO)の事務局長に3月1日、ナイジェリア出身のヌゴジ・オコンジョイウェアラ元財務相が就任する。世界銀行でエコノミストとしてキャリアを積み、副総裁や専務理事を歴任。ナイジェリアでは財務相を2度務め、外相経験もある。アフリカ出身者、米国籍保持者、そして女性として初めてWTOを率いる。任期は25年8月末まで。

 20年8月末に前事務局長が任期を1年残して退任したため、後任選びが始まり、10月にはオコンジョイウェアラ氏を選出することで加盟国間の意見はほぼ一致していた。

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