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ニューヨーク 老舗レストランの心意気=津山恵子

コロナ禍で営業を続ける「カッツ・デリカテッセン」(Bloomberg)
コロナ禍で営業を続ける「カッツ・デリカテッセン」(Bloomberg)

 日本人観光客にも人気があるニューヨークのユダヤ料理レストラン「カッツ・デリカテッセン」は、新型コロナウイルス禍にも負けず、営業を続けている。今年、創業133年を迎える老舗だが、ほぼ11カ月に及んだ店内飲食の規制の間、オンラインを活用したデリバリーサービスの拡充や地元地域への無料の食事提供など精力的に取り組んでいる。

 経済ニュース専門局CNBCに出演したカッツの5代目オーナー、ジェイク・デル氏によると、デリバリーでは店で提供するメニューとなるべく近い状態で食べてもらえるよう、マヨネーズを小さな別容器に入れるといった工夫などを心がけているという。

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