新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

経済・企業 海外企業を買う

ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ コロナで大躍進「ビデオ会議」大手=小田切尚登/330

ズームで授業をするアメリカの学校 Bloomberg
ズームで授業をするアメリカの学校 Bloomberg

 ◆Zoom Video Communications

 ウェブ会議のプラットフォームを提供する米国企業である。コロナ禍でビジネスマンが従来のように一カ所に集まることができなくなったことで、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」の需要は一気に高まった。オンラインで会議を行うことがもともとの目的だったが、今や学校の授業、家族や友人などのコミュニケーションの道具としても重要な存在となった。

 中国山東省出身のエリック・ヤン氏が2011年に米シリコンバレーに設立した。ヤン氏は当時ウェブ会議ソフトの先駆であるWebEx(ウェブエクス)の技術者だったが、スマートフォンで使いやすいビデオ会議のシステムを提案したところ拒絶されたため、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズを起業した。

残り2547文字(全文2884文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事