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GAFA規制 “対IT強硬派”起用 「独占は革新を阻害」=浜田健太郎

ティム・ウー氏。父親は「台湾生まれの日本人」(著書『マスタースイッチ』から)だという (Bloomberg)
ティム・ウー氏。父親は「台湾生まれの日本人」(著書『マスタースイッチ』から)だという (Bloomberg)

 米バイデン大統領が、グーグルなど米巨大IT企業に対する規制強化の姿勢を鮮明にしている。3月5日、バイデン氏は国家経済会議(NEC)のテクノロジー・競争政策担当の特別補佐官に米コロンビア大法科大学院のティム・ウー教授を起用すると発表。また、競争政策の執行機関である米連邦取引委員会(FTC)の委員に、同じくコロンビア大法科大学院のリナ・カーン准教授を指名する意向と米メディアが報じた。

 ウー氏とカーン氏はともに巨大企業の独占に批判的な論客として知られている。経済格差の是正に向け、法人増税やキャピタルゲイン(資本利益)増税を掲げるバイデン氏が、巨大IT企業のあり方に矛先を向けた格好だ。

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