国際・政治チャイナウオッチ 中国視窓

半導体などの供給網巡り米中攻防 韓国・台湾企業の「争奪戦」激化=金子秀敏

半導体の受託生産で世界最大手のTSMCを巡っても米中のつばぜり合いが続きそうだ(Bloomberg)
半導体の受託生産で世界最大手のTSMCを巡っても米中のつばぜり合いが続きそうだ(Bloomberg)

 米国のバイデン政権発足後、米中トップが対面する首脳会議の日程が注目の的だ。

 中国の習近平国家主席は来年、共産党第20回大会を控え、安定した対外関係が必要だ。バイデン大統領は古い友人で、習氏は首脳会談による関係改善に期待していた。

 だが、バイデン政権は期待に反してトランプ政権の対中政策を継承するような政策を次々と打ち出し、中国をいらだたせている。

 王毅国務委員兼外相は3月7日、全国人民代表大会(全人代)会場で開かれた記者会見で、「米国は民主や人権の旗を掲げて世界でトラブルを起こすようなことをやめろ」など激しい口調で米国を非難した。「民主の旗」とは香港の民主化運動支援、「人権の旗」とは新疆のウイグル民族の人権擁護のことだろう。

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