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週刊エコノミスト Online 闘論席

小林よしのりの闘論席

撮影 中村琢磨
撮影 中村琢磨

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は、参院予算委員会で新型コロナ終息の時期を問われ、「今年の冬からさらに1年ほどがたてば、このウイルスに対する不安感や恐怖心が、だんだんと季節性インフルエンザのような形になっていくと考えている。多くの人がインフルエンザと同じような気持ちを持ったときがいわば終息のような感じになるのではないか」と答えた。

 要するに感染症の毒性そのものの問題ではなく、人々の不安感や恐怖心の問題らしい。わしがいう「コロナ脳」が解除されれば終息ということだ。

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