日本の未来 第19回 新型コロナで健康食品企業に再注目=ゼノデータ・ラボ
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新型コロナによる活動自粛で「コロナ太り」のようなネガティブワードが話題になっており、健康志向に関心を持つ人が増えている(日本政策金融公庫の消費者動向調査)。今回は、AI(人工知能)業績予測システム「ゼノブレイン」を使って、「健康志向拡大」で特に影響が大きいと見られる企業を分析した。
プラス影響が最も高い北の達人コーポレーションは、便通を改善する「カイテキオリゴ」、睡眠サポート食品「北の大地の夢しずく」など、自社企画した健康食品の通販事業を主力とすることが大きな要因となり、機能性食品や健康ドリンクなどの非主要製品のプラス影響も加わった。
続くユーグレナは、ミドリムシの大量培養技術をコア技術に、ミドリムシを含んだ健康食品・ドリンクを取り扱っている。ただし、ドリンクの市場規模が食品よりも小さいため、北の達人よりも影響は小さいと判断された。
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週刊エコノミスト
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