週刊エコノミスト Online学者が斬る・視点争点

飲食店苦境の原因は時短に限らず=酒井正

    「感染への恐れ」へ経済対策を

     新型コロナウイルス感染拡大の防止のために1都3県に発令されていた緊急事態宣言は3月21日をもって解除された。それに伴い、飲食店に対する営業時間短縮要請は午後9時までに緩和されはしたが、本稿執筆時点(4月2日)では、いまだに継続している。

     緊急事態宣言が発令されていた間、飲食店の窮状は、連日のように時短要請に絡めて報道されていた。帝国データバンクの発表によれば、2020年は過去最多の飲食店が倒産しており、たしかにコロナ禍によって飲食店が苦境に陥っているのは間違いない。各県では、要請に応じて営業時間を短縮した店舗に対して協力金を給付している。

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