新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

資源・エネルギー エコノミストリポート

原発廃炉 24基の後始末 原発の「大量廃炉時代」に突入 地元を直撃する雇用減と税収減=尾松亮

 日本では24基の商用原発廃炉が決定している(図1)。廃炉決定原子炉数で、日本は米、独、英に次ぐ世界4位である。廃炉対象設備容量では第3位だ。既に日本は「大量廃炉時代」に突入したと言える。

「再稼働の是非」には注目が集まるが、「廃炉決定原発をどうするのか」の議論は手つかずのままだ。廃炉が進むと地域はどのような社会的、経済的な問題に直面するのか。先手を打ってどんな対策を準備できるのか。商用原発廃炉で20年以上の歴史を持つ米国など、廃炉先行国の経験から学ぶ必要がある。

残り3146文字(全文3379文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事