新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

経済・企業 AI図解 日本の未来

第23回 輸送業や冷蔵サービスにワクチン特需=ゼノデータ・ラボ

 今回は、AI業績予測システム「ゼノブレイン」で、「新型コロナワクチン接種」をテーマに、国内上場企業の中からプラス影響を受ける企業を分析、五つの業界が特に恩恵が大きいという結果が出た。

 まずは、製薬業界だ。日本政府はワクチン確保のために、米ファイザー、英アストラゼネカ、米モデルナの3社と正式契約している。アストラゼネカ製ワクチンについては、JCRファーマがワクチンの原液を製造。第一三共と明治ホールディングス(HD)の子会社KMバイオロジクス(未上場)などが製剤化などを行う。モデルナ製ワクチンは、武田薬品工業が日本での治験や流通を担っている。

 次いで、ワクチンを運ぶ輸送業界だ。ファイザー製については、国内輸送事業者に選ばれているヤマトHDやセイノーHD、航空輸送を担うANA HDが特に恩恵を受ける。アストラゼネカ製とモデルナ製は、メディパルHD、アルフレッサHDをはじめとする医薬品卸売り40社がプラス影響を受けると分析された。

残り329文字(全文747文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事