ニューヨーク 幼稚園児きっかけに農薬散布禁止=冷泉彰彦
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ニューヨーク市議会は4月22日、「アースデー(地球の日)」に合わせて、市内の児童公園、公園、および市の保有する施設における、有害な農薬散布を禁止する条例を可決した。具体的には、WHO(世界保健機関)の外部組織である国際がん研究機関が発がん性を認定している非生物由来の殺虫剤や除草剤を禁止した。
この条例案を発案したのは、2014年当時5歳であった子供たちだった。彼らは、マンハッタン島内にある小学校に付…
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週刊エコノミスト
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