国際・政治ワールドウオッチ

英国 首相の汚職疑惑を元右腕が暴露=竹鼻智

    疑惑を暴露したドミニク・カミングス氏 (Bloomberg)
    疑惑を暴露したドミニク・カミングス氏 (Bloomberg)

     首相官邸に隣接し、よりプライベートな自宅となっているジョンソン首相のアパートの内装工事費用を巡り、汚職疑惑が上がっている。首相の上級アドバイザーを務めていたドミニク・カミングス氏が、個人ブログでこの件を詳細に暴露した。同氏は昨年末、保守党内部での激しい政治闘争の末に解雇されたが、「首相の右腕」とも言われるほどに長年重用されてきた人物である。

     国内の報道によれば、費用は寄付金でカバーされ、工事は知人を介した業者に委託、金額は数百万円単位だとされている。カミングス氏はこの費用に関し、「倫理に反する馬鹿げたやり方で、違法の可能性もある」とアドバイスしたにもかかわらず、首相は聞き入れなかったという。同氏は首相の上級国民とも言える傲慢な考え方、自分や身内のモラルに反する行為を許容する姿勢なども激しく批判。首相という仕事に対する適性を大きく疑問…

    残り133文字(全文505文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    10月5日号

    安い日本 超円安時代16 外食、賃金、学費 安売り大国を覆う不安 ■浜田 健太郎/加藤 結花18 インタビュー 渡辺努 東京大学大学院教授 「物価上昇にカルテルの一時容認を」19 1ドル=360円時代 急増する対外直接投資と環流しない企業利益 ■佐々木 融22 パラダイム転換 1ドル=120円常態化 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事