新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online 闘論席

多感な時期奪われた子どもたち せめて五輪へ招待を=小林よしのり

撮影 磯野健一
撮影 磯野健一

小林よしのりの闘論席

 新型コロナウイルスに子供は感染しにくく、たとえ感染しても重症化しない。日本では子供の死者はいまだに0人である。

 それは当然のことだ。子供の鼻や喉の粘膜には、普段からいろんなウイルスが大人の10倍から100倍も付着(曝露(ばくろ))しており、時にはこれが細胞まで侵入(感染)するから、子供は年に5、6回は風邪をひくし、はなを垂らしている子も多い。

 つまり子供は年中、自然免疫を発動している状態なのだ。しかも子供の粘膜の細胞には、コロナウイルスが吸着するための「ACE2」というレセプター(受容体)が少なく、コロナ感染が成立しにくいのだ。

残り528文字(全文806文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事