国際・政治ワールドウオッチ

モザンビークウオッチ モザンビークのガス田開発がイスラム過激派襲撃で停止=平野光芳

トタルは治安が回復すれば開発を再開したい考えだが…(モザンビーク・マプト) (Bloomberg)
トタルは治安が回復すれば開発を再開したい考えだが…(モザンビーク・マプト) (Bloomberg)

モザンビーク 過激派によりガス田開発中断=平野光芳

 エネルギー大手の仏トタルは、モザンビーク北部カボデルガド州で進める大規模天然ガス田開発計画を一時停止させた。現地でイスラム過激派組織が勢力を伸ばして治安が悪化しているためで、同社は外部環境の要因で契約不履行になっても責任を問われない「不可抗力条項」の適用を宣言。ガス田には日本の三井物産も権益を有し、液化天然ガス(LNG)を日本に輸出する計画もあるだけに影響が懸念されてい…

残り320文字(全文532文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事