中国妨害で接種出遅れの台湾、国産ワクチンを6月にも緊急承認へ=井上雄介
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台湾 国産ワクチンを7月から接種=井上雄介
台湾の蔡英文政権が、国産新型コロナワクチンの接種開始を急いでおり、7月末にも接種が始められる見通しとなった。
台湾は、5月11日ごろから新型コロナの国内感染の新規患者が急増、20日間で約7000人増え、死者も10倍近い109人となった。患者が集中する首都圏の台北、新北の両市では市民がパニックとなり、繁華街の人影が途絶えた。一方、ワクチン接種率は5月末現在、アジア2番目の低…
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週刊エコノミスト
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