中国情報機関高官が米国へ逃亡した衝撃 孤立深める習近平政権=金子秀敏
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情報機関高官が米国へ逃亡 国際的に孤立する習近平政権=金子秀敏
7月1日の中国共産党建党100年式典を控えた6月、習近平政権の屋台骨を揺るがす衝撃的な事件が起きた。中国の情報機関、国家安全部の副部長(次官)という高い地位にある董経緯氏が機密資料を持って2月、米国に逃亡し、現在は米国防情報局(DIA)の保護下にあると米国のオンライン誌『レッドステート』が流した。
新型コロナウイルスが武漢ウイルス研究所から流出したという資料や中国軍の生物兵器開発計画、さらに中国要人の在米資産リストが含まれているという。
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