タリバン首都制圧で豪州の20年におよぶ戦争に終止符=守屋太郎
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豪州 史上最長の戦争に終止符=守屋太郎
タリバンが8月15日、アフガニスタンの首都カブールを制圧したことを受け、豪軍は輸送機5機と兵士ら700人以上を投入して自国民や協力者らの脱出作戦を実施。26日までに4100人を国外に運んだが、カブール空港で同日発生した自爆テロ直後、31日の撤退期限を待たずに救出を打ち切った。
豪州は、ほぼ全ての米国の戦争に参戦してきた。2001年の米同時多発テロ後も、米英とアフガニスタンに進攻。テロ勢力をかくまったタリバン政権を崩壊させたものの、戦局は長期化。戦争は豪史上最長の20年におよび、豪兵41人が戦死した。
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週刊エコノミスト
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