豪州 イセエビの香港向け輸出激増=守屋太郎
有料記事
豪中摩擦を横目に、豪州産イセエビの香港向け輸出が激増している。禁輸をすり抜け、香港経由で中国本土に流入しているもようだ。
中国で繁栄の象徴とされるイセエビは宴席で重宝され、特に豪州産の人気が高い。豪統計によると、主力の西海岸産の対中輸出額は2018年7月~19年6月に4億4900万豪ドル(約339億円)あったが、中国が輸入を止めた20年11月からほぼゼロになった。一方、対香港は20年12月から増え始め、20年…
残り311文字(全文518文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める