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タイ 「血の水曜日事件」から45年=高木香奈

大学内に設けられた祭壇に献花する人々 筆者撮影
大学内に設けられた祭壇に献花する人々 筆者撮影

 バンコクの名門タマサート大で1976年10月6日、学生集会に警察が発砲し、少なくとも46人が死亡した「血の水曜日事件」から45年が過ぎた。タイでは昨年から軍政の流れをくむ現政権の退陣と王室改革などを訴えるデモが続く一方で、当局によるデモ隊への弾圧も厳しく、同日大学構内で行われた追悼式典では、言論の自由を求める声が聞かれた。

 式典には当時の学生集会参加者や大学幹部、現役学生らが出席し、祭壇に献花した。医学系学生グループの指導者として現場にいたプロンミンさん(67)は「この日は私たちの世代にとっての大きな傷。軍政の流れを引く現政権は今も民主化勢力を抑圧している」と話した。

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