2021年3月期 信金ランキング 総資産はトップ京都中央が6兆円超え
総資産 1兆円超の“メガ”48信金=編集部
<2021年3月期 全254信金ランキング>
2021年3月期の全国全254信金のディスクロージャー誌を基に、七つの単体指標でランキングし、信金業界や地域経済の今を分析した。誌面ではランキングの上位・下位信金を取り上げるが、「週刊エコノミストOnline」では全信金のランキングを順次紹介する。
(編集部)
総資産は貸借対照表の資産合計額で、金融機関の規模を示す。6兆円を突破したトップの京都中央をはじめ、1兆円超の“メガ信金”は48信金。2021年3月期では高知(高知)や三島(静岡)など7信金が新たに“メガ信金”入りした。
新型コロナウイルス禍の資金需要で貸出金が大半の信金で伸びており、総資産が前期より減少したのは石巻、気仙沼(いずれも宮城)の2信金のみ。最も総資産が小さいのは日田(大分)で500億円を下回っている。