テスラに迫る影、カリフォルニアの振興EVメーカー「リビアン」が上場=中島和宏
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カリフォルニア テスラに迫る新興EVメーカー=中島和宏
カリフォルニア州に本社を構える米国新興EVメーカー、リビアンが11月10日にナスダックに上場した。上場直後から株価は急上昇し、一時は時価総額1000億ドル(約11兆5300億円)を突破、ゼネラル・モーターズ(GM)を抜きテスラに次ぐ米国自動車メーカー第2位となった。
同社は、バッテリーやモーターなどを組み込んだ「スケートボード」という独自のEV用共有プラットフォームを開発している。プラットフォームはそのままに、ボディーを変えることでピックアップ・トラックやSUV、そして商用バンなどが製造できる仕組みだ。自社向けバッテリーの開発、製造等も進めており、筆頭株主でもあるアマゾンは10万台の商用バンを発注する予定だという。
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週刊エコノミスト
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