国際・政治ワールドウオッチ

台湾の1人当たり国民所得が”ライバル”韓国超えへ=井上雄介

半導体の輸出増などが後押しとなった(基隆市の港) Bloomberg
半導体の輸出増などが後押しとなった(基隆市の港) Bloomberg

台湾 1人当たり所得で韓国超えへ=井上雄介

 台湾行政院(内閣)は11月末、2021年の国内総生産(GDP)成長率は前年比6・09%増、台湾人1人当たり国民総所得(GNI)は3万3420米ドル(約380万円)になるとの予測を示した。経済メディア「財信伝媒」の謝金河会長は、21年初から11月初旬までの対米ドル相場の変化は、台湾元は2%超上昇したのに対して、韓国ウォンは8%以上も下落しており、台湾の1人当たりGNIがライバル韓国を抜く可能性が高…

残り332文字(全文553文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事