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3カ月先の指標を予測 オフィス空室率は緩やかながらも回復基調へ、機械受注額民需は前年同期比割れへ=ゼノデータ・ラボ

第49回 都内オフィス空室率/機械受注額民需=ゼノデータ・ラボ

都内オフィス空室率 本格的な回復は遠い

 AI「ゼノインデックス」が予測する東京都心のオフィス空室率(三鬼商事が毎月10日前後に発表)は、2022年3月にかけて緩やかな回復傾向となった。新宿区で大手IT企業が増床し、ITスタートアップ企業に人気の渋谷区などで空室率が下がったことがこの予測につながった。

 新型コロナウイルスの感染拡大以降、オフィス空室率は上昇を続け、21年10月に6・47%でピークを迎えたが、11月には6・35%となり、コロナ禍に入ってから初めて、21カ月ぶりに減少した。賃料が下がったことでオフィスを広げる動きに転じたことが影響した。

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