第57回 機械受注額(民需)/チェーンストア販売統計=ゼノデータ・ラボ
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機械受注額(民需) DX投資で10%超の回復
AI「ゼノインデックス」が予測する機械受注額統計の受注額(民需、船舶・電力を除く。内閣府が毎月15日前後にその前々月分を発表)は2月に7551億円、前年同期比11%増の回復、その後も前年同期比で7~13%増とやや持ち直す形での回復が続く。
2021年12月の実績は9874億円、9カ月連続での前年同期比増加となった。特に非鉄金属製造業では、原子力原動機などへの投資で292%増を記録した。
今後のプラス要因についてAIは、製造業のDX(デジタルトランスフォーメーション)投資に伴う機械受注増加で、前年同期比増が続く原動力となると分析。一方で、マイナス要因はまん延防止等重点措置による設備投資マインドの悪化だ。延長がどれだけ続くかでマイナスの寄与度合いは大きく変わるため、注意が必要だ。
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週刊エコノミスト
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