第58回 ウクライナ危機で湖池屋やJTに打撃=ゼノデータ・ラボ
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ロシアのウクライナ侵攻は、日本企業の経済活動にどのような影響をもたらすのか。AI(人工知能)を使った経済予測システム「ゼノブレイン」は、国内上場企業の中からマイナス影響が大きいとみられる企業をリストアップ。原料や燃料価格の高騰に影響を受ける企業が多くランクインする結果となった。
ロシアはアルミとニッケルの世界有数の生産国であり、今回の同国への金融制裁では、アルミ、ニッケル価格の高騰を招いている。国内企業では、鉄鋼・非鉄金属商社の白銅がロシア産のアルミ輸入量が最も多く、減益影響スコアが1位となった。
新報国マテリアル、キッツ、日鉄物産、神鋼商事も大きなマイナス影響が予測される。
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週刊エコノミスト
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