日本の未来 第59回 完全失業率/自動車販売台数=ゼノデータ・ラボ
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完全失業率 ワクチン接種で6月に改善
AI「ゼノインデックス」が予測する完全失業率(総務省が毎月末にその前月分を発表)は、5月まで2・8%前後で横ばいに推移したあと、6月には2・7%に改善する。
2022年1月の実績は2・8%で、前月比より0・1ポイント悪化。オミクロン変異株の感染拡大で休業者数も4カ月ぶりに200万人を超え、デルタ株が流行していた昨年8月と同水準となった。
AIは、オミクロン変異株の影響が続くうちは同水準か緩やかに悪化すると分析している。5月までの横ばいの推移は、その影響によるものだ。一方でワクチンの3回目接種も進んでいることから、6月には感染が落ち着き、失業率も改善すると予測した。なお、ウクライナ情勢については、現時点では大きな影響にはならない。
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週刊エコノミスト
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