危ういサハリン事業 政府は欧米に必死の説明
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岸田文雄首相はロシア・サハリンの石油・天然ガス生産事業「サハリン1・2」から撤退しない考えだが、予断を許さない。エクソンモービル、シェルという実際に採掘事業を担う企業が、撤退を決めているので、置き去りにされた日本勢が強がってみたところで、先行きは不透明だ。
原油が中心のサハリン1は、オペレーター(採掘作業の運営)がエクソンで、日本勢は政府系企業が主力。天然ガス中心のサハリン2…
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週刊エコノミスト
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