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ブラジルの「復活祭」で振る舞われる定番チョコに異変、価格高騰で客離れ=松本浩治

サンパウロ市内のスーパーマーケットで販売されている卵型チョコ(上部) 筆者撮影
サンパウロ市内のスーパーマーケットで販売されている卵型チョコ(上部) 筆者撮影

ブラジル 復活祭定番チョコの価格が高騰=松本浩治

 カトリック教徒が約7割を占めるブラジルでは、4月中旬のイースター(復活祭)を迎える中、関連イベントに欠かせない卵形チョコレート(イースターエッグ)の価格上昇により、消費者離れが顕著になっている。値上げの原因は、アルミニウムなどの包装資材と原料のカカオ価格高騰にあるという。

 ブラジルの復活祭では、祝い品として卵形チョコをプレゼントし合う習慣がある。そのため、スーパーマーケットなどの店内には特別コーナーが設置され、大小さまざまな卵形チョコをブドウ棚のようにつるして販売する光景が風物詩となっている。しかし、今年はメーカーによっては100グラムで80レアル (約2130円)と、昨年から平均で12%も値上がり。リオデジャネイロ州スーパーマーケット協会の調査でも、80%以上の…

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