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週刊エコノミスト Online 闘論席

戦時国際法の無視は「国家テロ」とも呼ぶべき暴挙

撮影 中村琢磨
撮影 中村琢磨

小林よしのりの闘論席

 ロシアは戦時国際法を守る気が全くない。

 本来、戦争は軍隊と軍隊の戦闘行為であり、単なる殺人ではない。戦争にもルールがある。軍服を着ていない民間人を標的として殺傷する行為は、戦争のルール上は認められていない。これは戦時国際法違反の戦争犯罪である。そんな基本的なこともロシア兵は知らないようだ。

 ロシア兵は明らかに戦時国際法の教育を受けていない。ロシア軍は市民の住むマンションや、市民の避難先や駅を平然と狙ってミサイルを撃ち込み、市街地では子どもを含め動くものは片っ端から狙撃し、女性を陵辱し、虐殺した遺体を隠す処理をし、さらに市民の強制連行も行っている。そして市民の財産を略奪して宅配便で送ったり、ネットオークションで売りさばいたりしているという。

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