経済・企業AI図解 日本の未来

《AIで統計先読み》鉱工業生産指数(原指数)/宿泊旅行統計=ゼノデータ・ラボ/67

鉱工業生産指数(原指数) 緩やかに回復へ

 AI「ゼノインデックス」が予測する鉱工業生産指数(経済産業省が毎月末にその前々月分速報を発表)は、4月は前月の反動で低調となるものの、5月には前年同期比3%増で推移する。

 2022年4月実績は107・1で、2カ月連続での前月比増。コロナ前の水準には届かないものの、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大の影響緩和や旺盛な半導体製造装置の需要が影響した。

 予測によれば、部品供給に不安はあるものの半導体関連の需要は増加しており、これがプラス要因となる。一方、懸念点としてはウクライナ情勢、そして中国上海で続く厳しい外出制限による生産活動への影響が挙げられた。これらを総合した結果、上下しながらも緩やかに回復に向かうだろう。

残り427文字(全文757文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事