立憲にさらなる分裂観測?深まる左右の溝
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立憲にさらなる分裂観測 参院選の見通し厳しく
今夏の参院選での苦戦が予想される立憲民主党。5月4日に発表されたロシアによる入国制限措置では、共産党の志位和夫委員長がリスト入りする一方、立憲の泉健太代表=写真=はリストから漏れ、存在感の希薄さを印象づけた。そんな中、泉氏は夏の参院選後に退陣し、党は分裂に向かうとの観測が出ている。その間の党内政局では、同党の最大の支持母体である連合も左右の路線対立を深めるとの見立てもある。
与党側が行ったとされる情勢調査では、維新の参院選比例区での予想獲得数は800万〜1000万票前後、立憲は800万〜900万票前後にとどまるとの分析が示された。選挙戦略に詳しい立憲関係者は、この見通しを「妥当だ」と肯定する。自民党出身者や旧社会党出身者が混在し、左右の対立が根深い立憲と同様に、連合でも旧社会党を支持していた旧総評系と、旧民社党を支持し反共の歴史を歩んできた旧同盟系はそりが合わない。
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週刊エコノミスト
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