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エジプトでも小麦高騰、消費量ほぼ5割が露ウクライナ産=小澤弘樹

エジプト ウクライナ危機が国民食にも影響=小澤弘樹

 エジプトの伝統的な国民食に「コシャリ」がある。米、マカロニ、スパゲティ、ヒヨコ豆及びレンズ豆を交ぜ合わせ、揚げた玉ねぎとトマトソースをかけた料理だ。地元では日本円で約70円から食べられる安さと、店舗によって異なる材料・味付けが魅力だが、ロシアによるウクライナ侵攻の影響を受けつつある。

 エジプトは小麦消費量の約6割を輸入に依存しており、うち約8割はロシアやウクライナからだ。ウクライナ情勢悪化を受けて、政府は9カ月分の小麦備蓄を確保していることを発表するとともに、インドをはじめとする小麦輸入元の多角化を図り、国民生活への影響を最小限に抑えようとしている。2011年のアラブの春では食料価格の高騰がムバラク大統領(当時)に対する抗議デモの引き金の一つとなったためだ。

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