経済・企業深層真相

ルノーと日産・三菱自の関係に変化の兆し?

ルノーのEV新会社構想に慎重な日産・三菱自

 仏ルノーが主導する電気自動車(EV)新会社構想に対して、連合を組む日産自動車と三菱自動車の反応が注目されている。「ゴーン元会長なら3社で発表したはず」(日産幹部)だが、ルノーは2社に参画と出資を要請中で、「片思い」が続いている。

 日産の内田誠社長は同構想について、「議論を重ねたい」、三菱自の加藤隆雄社長は「将来の価値を考え判断したい」と冷静な反応だ。日産のアシュワニ・グプタ最高執行責任者は、EV事業の分離は「時期尚早だ…

残り350文字(全文583文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事