「継戦能力」論議で見えてきた自衛隊の力不足とは
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防衛費増額なら大もうけ? 自衛隊OBの「天下り先」
岸田文雄首相が5月の日米首脳会談で、防衛費の「相当な増額」を表明した。加えて、安倍晋三元首相ら「増額」の旗振り役が言い始めたのが自衛隊の「継戦能力(有事の際に戦いを継続する力)の強化」である。弾薬の備蓄量など実態は極秘扱い。安倍氏は5月20日のネット番組で「機関銃の弾からミサイル防衛の『SM3』(迎撃ミサイル)に至るまで十分とはいえない。継戦能力がない」と発言。河野克俊元統幕長もテレビ番組で…
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週刊エコノミスト
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