小型原発が投資テーマに 息を吹き返す研究者
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間近に迫る参院選を前に、証券会社主催の個人投資家向け説明会で、原子力工学の研究者が引っ張りだこという。内容は次世代原子炉に位置づけられる小型モジュール炉「SMR」の設計・製造に関する技術だ。政府は昨年10月に閣議決定した第6次エネルギー基本計画でSMR技術の国際連携を進めるとしており、株式の投資テーマに浮上している。
国内企業では、IHIや日揮ホールディングスが昨年5月、SMRを開発中の米ニュースケール・パワーへの事業参画を発表。日立製作所と米ゼネラル・エレクトリック(GE)の合弁企業「日立GEニュークリア・エナジー」も昨年2月、カナダでSMR事業会社を設立している。そうしたSMRの技術を説明するのが原子力工学研究者の役割だ。
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週刊エコノミスト
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