【週刊エコノミスト創刊100年キャンペーン実施中】いまなら週刊エコノミストオンラインをお申し込みから3カ月間無料でお読みいただけます!

教養・歴史書評

第二次大戦下の司書と冷戦下のスパイと=孫崎 享

戦時下のパリに生きた図書館員の姿を読む

×月×日

 第二次大戦中の画家の動きを調べている。松本竣介は軍部の圧力に抗して「芸術に於ける普遍妥当性の意味を、私達は今日ヒューマニティとして理解してゐる」と書き、「立てる像」を描いた。一方、横山大観は、富士山を描き戦意高揚に努めた。

 米国では、ノーマン・ロックウェルが「リベット打ちのロージー」を描いている。これは工場や造船所など、男性の職に女性が進出する姿が主題だ。そして同時期の1942年にはエドワード・ホッパーが「ナイトホークス」で都会の孤独を描く。

 このように私の関心が1940年代に向く中、『あの図書館の彼女たち』(ジャネット・スケスリン・チャールズ著、東京創元社、2420円)に出会った。

残り1015文字(全文1334文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら3ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月13日号

論争で学ぶ 景気・物価・ドル円14 バブルは別の顔でやって来る ■熊野 英生17 鳴らないアラート 「経済の体温計」を壊した罪と罰 ■中空 麻奈18 対論1 米国経済 景気後退入りの可能性高い ■宮嶋 貴之19  景気後退入りの可能性は低い ■高橋 尚太郎20 対論2 日銀 23年後半から24年前半 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事