【週刊エコノミスト創刊100年キャンペーン実施中】いまなら週刊エコノミストオンラインをお申し込みから3カ月間無料でお読みいただけます!

週刊エコノミスト Online闘論席

権力が権威も備えようとする傾向について=片山杜秀

撮影 中村琢磨
撮影 中村琢磨

片山杜秀の闘論席

 権威と権力を分ける。国家統治のひとつの座りのいい仕方だ。日本なら、権威を担う天皇と、権力を担う将軍。そういう仕組みで鎌倉時代から江戸時代までやってきた。

 権威と権力を切り離しておくと、世の中は安定しやすい。日本伝統の政治文化と呼べるかもしれない。

 だが、歴史の実態はというと、そう単純なものでもない。

 たとえば、江戸幕府を開いた徳川家康は、将軍家のほかに、尾張・紀州・水戸の徳川御三家を作った。徳川吉宗は、田安・清水・一橋の御三卿(ごさんきょう)を、御三家に足した。モデルは宮家だろう。天皇家のありようをまねたのである。

残り513文字(全文782文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら3ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月6日号

狭まる包囲網 税務調査 富裕層、暗号資産、リベート……14 国税が示す相続財産評価 “伝家の宝刀”の3基準 ■加藤 結花17 狙われる富裕層 海外口座情報は190万件超 円安で多額の為替差益に注意 ■高鳥 拓也20 海外財産 「3調書」が国税の捕捉の武器 富裕層を狙い提出義務者拡大 ■多田 恭章23 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事