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「反日カルト」と結託した政権を支持する「自称保守」の正体が露呈して愉快である=小林よしのり

撮影 中村琢磨
撮影 中村琢磨

小林よしのりの闘論席

 安倍晋三元首相を殺害した山上徹也容疑者が、犯行の動機として「旧統一協会」と安倍氏の結びつきを挙げたことについて、「テロリストの言い分を聞いてはいけない」との声をよく聞く。それが「優等生」の意見らしい。

 学歴秀才は赤信号で必ず止まるのかもしれないが、わしは車が来てなきゃ渡ってしまうし、決まり事を「統一原理」にすることはない。

 どんな正論も時処位(じしょい)で解釈するし、テロリストの言葉でも真理を突いている場合はある。

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