モリソン前豪首相が2年以上も内密に重要閣僚を兼任していたことが発覚、議員辞職の声高まる=守屋太郎
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5月の豪選挙で敗北して下野した自由党のモリソン前首相が、下野後も世間を騒がせている。コロナ感染が拡大した2020年3月以降、首相に権限を集中させるため、秘密裏に保健相や財務相、内務相など五つの重要閣僚を重複して兼任していたことが発覚したためだ。
その事実は議会や国民、一部の閣僚に公表しておらず、民主主義を揺るがす独裁的な手法だとして、前首相の議員辞職を求める声が高まった。これに対し、モリソン…
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週刊エコノミスト
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