インド最高裁が妊娠24週まで未婚女性の中絶を認める 中島敬二
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インドにおいて人工妊娠中絶は、性的暴行の被害女性と既婚女性にのみ認められていたが、最高裁は9月29日、未婚女性に対しても妊娠24週までの中絶を認める判断を下した。また、夫から性行為を強要された場合も性的暴行罪が成立することになった。
インドでは1999年以前、女性の命を救う中絶のみが許され、自発的中絶は重罪であった。そのため、医師は3年の懲役、中絶した女性には7年の懲役刑が科された。更にさかのぼること94年には、性別選択を禁止する…
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週刊エコノミスト
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