経済・企業THE MARKET

《原油》90ドル台の上値は重い 柴田明夫

 米ニューヨークWTI原油は、11月に入り1バレル=90ドル台に上昇した。OPECプラス(石油輸出国機構〈OPEC〉とロシアなど非加盟国で構成)の大幅減産に加え、欧州連合(EU)が5月末の臨時首脳会議で決めた追加制裁に基づき、12月上旬にロシア産原油の大半を輸入禁止にするとの見方から、需給逼迫(ひっぱく)感が強まったためだ。OPECプラスは、10月5日の会合で、11月以降の原油生産量を現状…

残り295文字(全文491文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

6月6日号

上がる金&揺らぐドル 史上最高値への地殻変動16 米実質金利との逆相関 崩れた背景に中銀の買い ■村田 晋一郎/谷道 健太19 これで分かった! 「金」の基礎知識 Q&A ■池水 雄一 徹底展望 2023年末 金価格の見通し22 2300ドル 非民主的国家が買い増し 西側への不信で分断拡大 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事