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統一地方選の台湾 感染者は投票できない見込み 岡村崇

与党・民進党の候補者への支持を呼びかける集会 筆者撮影
与党・民進党の候補者への支持を呼びかける集会 筆者撮影

 11月26日に投開票される台湾の統一地方選で、中央選挙管理委員会(中央選管)は新型コロナウイルスに感染した有権者が投票するための特別な措置を取らない方針を示した。台湾では、オミクロン株による市中感染がピークを越え、新型コロナ感染者の投票の可否が注目されていた。

 台湾の統一地方選では、台北市や桃園市などの6直轄市を含む計22県市の首長や議員を選出する。最大の焦点は直轄市の首長選で、与野党の攻防が激化している。

 中央選管は10月下旬、新型コロナに感染して自宅などで隔離中の有権者については、専用の投票所の設置など、特別な措置は取らないと表明。中央選管は「現行の法令では、日本のような不在者投票や特別投票所の設置に関する規定がない」と説明している。

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