国際・政治ワールドウオッチ

マニラに東南アジア初の「三越」開業 竹内悠

「三越」の赤い看板が付いた商業施設の外観 NNA撮影
「三越」の赤い看板が付いた商業施設の外観 NNA撮影

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は11月18日、フィリピンのマニラ首都圏に商業施設「三越BGC」を開業した。三越のブランド名を冠した商業施設は東南アジアで初めて。同国にはない日本関連商品を求め、開店前に約350人が行列を作った。高所得層の需要開拓が狙いだ。

 午前11時、開店を知らせるアナウンスが流れた後、太鼓パフォーマンスとともに地元住民らが続々と入店した。テナント120店のうち6割近くが営業を開始。2023年3月の全面開業を目指す。日本の百貨…

残り340文字(全文566文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事