ナイロビに中国全額出資の高速道27キロ開通 平野光芳
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ケニアの首都ナイロビに初の首都高速道路が完成し、7月から正式運用が始まった。市内中心部から国際空港を経由して郊外まで延びる約27キロで、どこまで利用が浸透するかが課題だ。
計画は中国企業が全額出資して2019年に建設が始まった。高速道路は独立採算制で、運営企業は今後27年間かけて通行料収入で約880億シリング(約1000億円)の建設費を償還していく。ナイロビでは急速な経済成長に伴う交通量の増加に道路整備が追いつかず、渋滞が深刻だ。高速…
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週刊エコノミスト
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