経済・企業THE MARKET

《ドル・円》年央には1ドル=125円か 深谷幸司

 新年の見通しは、ドル高・円高の双方で割れている。2022年の為替相場は主要国の金融政策、長期金利、金利差を基に動いた。23年は米国の利上げが打ち止めるになるか、年後半に利下げが視野に入る可能性もある。日本では遅ればせながらインフレ率が上昇し、大幅な賃上げが実現しそうな情勢だ。日銀が金融緩和政策の修正にいよいよ動くという見方も強まっている。

 日米の景況感、インフレ率、金利の動向をみれば、格差は拡大から縮小へと転じそうだ。その見方を重視すれば、「ドル安・円高に向かう」という見通しになる。

残り221文字(全文466文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月4日号

徹底攻略 新NISA22 使わないともったいない 口座開設から運用まで解説 ■加藤 結花/白鳥 達哉/深野 康彦28 プロのNISA 指南1 シニア層なら「家計の一助」に 生活用品優待銘柄を狙え  ■大山 弘子30 プロのNISA 指南2 インデックス投信でコツコツ取り崩さず積み立て ■篠田 尚子3 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事