《ドル・円》年央には1ドル=125円か 深谷幸司
有料記事
新年の見通しは、ドル高・円高の双方で割れている。2022年の為替相場は主要国の金融政策、長期金利、金利差を基に動いた。23年は米国の利上げが打ち止めるになるか、年後半に利下げが視野に入る可能性もある。日本では遅ればせながらインフレ率が上昇し、大幅な賃上げが実現しそうな情勢だ。日銀が金融緩和政策の修正にいよいよ動くという見方も強まっている。
日米の景況感、インフレ率、金利の動向をみれば、格差は拡大から縮小へと転じそうだ。その見方を重視すれば、「ドル安・円高に向かう」という見通しになる。
残り221文字(全文466文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める