《東京市場》2023年に世界マネーが日本株シフト 秋野充成
有料記事
金融政策の転換が期待された2022年12月米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利上げと4回連続の0.75%の利上げから脱却し、政策金利(FF金利)の最終到達点5.25%が打ち出された。インフレ頭打ち感が台頭し、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終着点が明らかになり、市場の不確実性の一部が後退した。
だが、市場参加者の関心が米景況感に集中し、足元の低調な景気指標を受けて、依然として弱気相場が継続している。ここから脱却するためには5.25%の最終到達点では過剰引き締めにならないことが明確になる必要がある。
残り670文字(全文930文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める