国際・政治ワールドウオッチ

ロサンゼルスでは発泡スチロール使用商品の販売禁止へ 土方細秩子

4月からは、スーパーでカップ麺を見ることもなくなるかもしれない 筆者撮影
4月からは、スーパーでカップ麺を見ることもなくなるかもしれない 筆者撮影

 ロサンゼルス市議会は2022年12月6日、「ゼロ・ウェイスト(ゴミ)」社会を目指す一環として、発泡スチロールを使ったパッケージ食品などの販売を禁止する条例を可決した。施行開始は23年4月23日からで、従業員数が26人以上のレストラン、コーヒーショップなどで、「市内で顧客に対し直接販売される物品」が対象となる。医薬品のパッケージなど、一部商品は例外として認められる。

 もともと発泡スチロールに対する批判が強い米国では、レストランの持ち帰り容器などでの使用を禁止する自治体が多く、現在は紙やプラスチックに変更されている。ロサンゼルスでは、使い捨てタイプのプラスチックも徐々に廃止する方針だ。

残り262文字(全文557文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事