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インドネシアは電動バイクの普及元年になるか 和田純一

ジャカルタの街中で見かけるようになった電動バイクの広告=22年12月 NNA撮影
ジャカルタの街中で見かけるようになった電動バイクの広告=22年12月 NNA撮影

 インドネシアの首都ジャカルタで目にする機会が増えた電動バイク。大手配車・配送アプリのゴジェック、グラブが利用を増やしていることが要因の一つだ。アプリでは、電動バイクを選択して配車することもできる。実際に乗ってみると、「キーン」「ウィーン」という動作音が特徴的だ。排ガスはもちろんゼロだが、慢性的な交通渋滞が発生するジャカルタでは、周りの車の排ガスも気になる。バイク利用時にマスク着用は欠かせない。

 人口約2億7000万人のインドネシアで、二輪車の普及台数は1億台超。市民の移動手段として普及している。一方、電動バイクの登録台数は2022年9月時点で約2万2000台と電動化はこれからだ。

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